ショート小説 無色透名祭:キャンバス

illustration&art

こんにちは!

今日はボカロの匿名投稿祭、無色透名祭。

ネタバレが終わったので、ブログ書きました!

初歌詞担当、本当緊張した、、!

けど無事に終わって、たくさんの人に聞いていただけて良かったです✨

ほとんどB-の曲と歌詞の最終アレンジのお陰!

他の人が書いた歌詞を出来上がってる曲に入れるの、本当に苦労したみたいで。。

それでもお互い譲れないところを全部残した素敵な曲に仕上げてくれたB-に感謝。

私の力は微々たるものだけど。

それでも嬉しい!ので、今回は歌詞の元になる創作したSSを公開します✨

まだ曲を聞いていない方はこちらからぜひ聞いていただけると嬉しいです。

曲と合わさった方が素敵なのでぜひ✨

(自分の作品の押しは弱いけど、他の人メインの作品はちゃんと言える不思議。。
だって照れちゃう、、。)

『 色 』

いつからか 『 色 』 が無くなっていた。

「この世界はつまらない」

本音と建前
予定調和の会話 楽しそうな色はどこにも
 
 無い

            ない
 
      ナイ
      
                  無

笑顔で交える言葉の 『 色 』 は
 
 『無色透明』

この世界はこんなにも
色にあふれているのに私には
 

 無い

            ない
 
      ナイ
      
                  無

……色が消えて透明になっていく。
 
みんなには何色が見えているの?
見ている景色は同じかな?
同じ会話をしているのかな?
私は普通に人間をやれているのだろうか?

そんなある日 『 君 』 に出会った。
君は

        ただ当たり前のように
    それがそうであるように

 
ーーーーーーーーー『 そ こ に い た 。 』

青い青い月明かりの下で

        ふわり

           色がついた。

君は同じ学校の生徒だった。 
話しかけても、君は何かを語ることはなかったけれど
「そこにいる」ただそれだけでよかった。

学校にも色がついた。
僕は君になりたかった。
君の背中を追いかけて

   『 僕は君と友達になったんだ。 』
 
僕は君になりたくて
ずっと君を見つめていた。
いつからだろう。

 話し方

  ・・・・・・仕草
 
きっと色々なものが君に近づいていったんだ。
 

 
「 僕はーーーーーみたいになりたい。 」
 
  
彼女に尊敬を込めて伝えた言葉。
 
  『……そう……。』
  
彼女は悲しげに笑った。

何がそんなに悲しいのだろう?
 
  ーーその時はまだ解らなかった。
  
    『 解 ら な か っ た ん だ 。 』
         
     彼女の笑顔の  その意味が。
             

(数ヶ月後)
 
彼女はこの世を去った。
訃報を学校で聞く僕。
他の生徒と同じように、同じタイミングで
アレ? 同じ?
彼女の訃報を知ったんだ。
 
僕の心は空っぽになった。
 
          不思議と涙は出なかった。
          
また色のない生活が始まった。
彼女の告別式
みんな同じ制服に身を包む

『 色 が 見えない 』

ぼーっと白い花に縁取られた彼女を見つめる。
彼女の色は澄んだ澄んだ青色なのに。
 
その帰り、僕は彼女の両親から手紙を預かった。
 
それは彼女が最後に遺した手紙。
彼女の両親は、泣いていた。
 
“色が視えない君へ”
 
『
 先にいくことを許してください。
 ごめんね。
 話すタイミングがなくて言い出せなかったんだけど
 私は生まれつき
 人の感情の色が視えます。
 色がたくさんありすぎて
 他の色が混ざった気持ち悪い世界。
 私はそれに耐えられなくなりました。
 
 君と初めて出会った時。
 人がいない夜中。
 唯一私が色を視ないで済むから
 だから、私はただ『 あそこ 』にいました。
 
 君に声をかけられた時は驚いたけど
 君はね
 
   私が初めて出会った
      
 『 無 色 透 明 』 な人でした。
    
         初めての 色が混ざらない人
               
 そのあとはとても楽しかった。
 あの日、君が私になりたいと言った日。
 
 ーー……あの日、君に色がついてしまうまでは。
 
 
 きっと君にとっては嬉しいことだったんだよね。
 だけど
 私はとても悲しかった。
 
  だって
  
    私の色は
    
          とても汚かったから。
                     
                     
 あなたの『 在 り の ま ま 』が好きでした。
 
 
 無色透明は
 
      空気の色
      
              水の色
                    
 どうか私になんかならず
 
 『 在りのままの
      大好きな君で居てください 』
      
      
      
ーーーーーぽたり。
 
     冷たい何かが
     
          暖かい何かが
              
              


              
      『 落 ち た 。 』


というわけで!

読んでくださった方、曲を聞いてくださった方、ありがとうございました!✨

まだまだ自由に楽しんでいけたらな!と思っているので、まったりお待ちいただけたら嬉しいです💡

それでは、今回はこの辺で!

Shiki@C-

◇ story、世界観のある絵を描くのがすきなフリーランスイラストレーター ◇
とあるデザイン会社でディレクションをしながら、個人イラストレーターをしています。生態は自由人&マイペース。

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