こんにちは!Shikiです。
最近は土日あたりで絵描きさん交流会に参加させていただいて、ゆったりまったり楽しく過ごせています。
逆にこんなにのんびりまったり、仕事もプライベートもできていて。
こんなに幸せでいいのかな?って思うほどふわふわ。それもこれも周りに優しい方々がたくさんいるからだなと。
本当にマイペースな私ですが、周りの方に恵まれていて本当に感謝してます❄️
そんなこんなですが、今日はXで聞きたい!とリクエストがあったイラストを描く視点からみたiPadの選び方を紹介してみようと思います。
私自身、デジタルイラストは全てiPadで制作しています。
(編集してて最新イラストポートフォリオに上げてないことに気づいた…Oh no.)
具体的には
①お絵描き目線で見た各iPadのメリットとデメリット
②その上で各iPadはこんな人にオススメ!
③ストレージの選び方
④まとめ
について話していこうかなと思います。
もし知らない間に専門用語とか使っていたら遠慮なく教えてください^ ^
聞く場所はX・YouTube・Blogコメントなど、聞きやすいところでどぞ!
イラストを描く目線で見た各iPadのメリットとデメリット
まず初めに、いろんな記事でクリエイターは基本的にiPad Proをオススメしている記事も多いと思います。
私もイラストレーターであればもちろんiPad Proをオススメします。
現に私の愛用iPadはiPad Pro 11インチ(M2チップ搭載/1T)だったりします。
ただ描く絵の複雑さやジャンルによっては、そこまでスペックが必要ない絵描きさんもいると思うのです。
ので、今日はその辺りも拾い上げられるような紹介ができればなと思っています。
iPad Pro 12.9インチ
まずは1番イラストを描く上でオススメされることが多いiPad Pro12.9インチ。
どうしてこの機種が1番オススメされるかというと
- 画面の広さ
- 画面の綺麗さ
が1番じゃないかなと個人的には思ってます。
店頭で12.9インチを触った時に思うのは、A4サイズに近い画面サイズはイラストを描く上で圧倒的な操作性と没入感が魅力。
画面も突き抜けて綺麗な表示がされるようになっています。
フルスクリーン輝度 | 1,000ニト |
ピーク輝度(HDR) | 1,600ニト |
コントラスト比 | 1,000,000:1 |
120Hzアダ部ティブリフレッシュレート | ProMotion |
広色域 | P3 |
数字で書かれてもわからないよ!って思うかもしれません。
がこの数字をなんとなーく覚えていただいて、次からの機種を見ていただくとわかりやすいと思います。
P3っていう色形式はイラストアプリで見かけたこともあるんじゃないかな?と。
本当に微妙な違和感なんですが、RGBs形式、CRMK形式とも少し異なる色形式。
なのでPCで見てみると色味が違って見えるのはこれかなぁ。って思っていただくと良いかもです。
大きいのと高いから私はまだ持っていないけれど、デスクに据え置き用のiPadとしてとてつもなく欲しい…!!と今狙っている最中だったりします笑
メリット
- 拡大縮小の動作幅が少なく広い画面で細かいところまで書き込みがしやすい
- 画面が綺麗。ただし、商用や依頼品の場合はPC等で色味の確認は必要
- A4に近い画面サイズなのでノートPCに近い感覚で作業に没入できる
- レイヤーを多量に使う絵や大きいサイズの絵まで対応できるスペックを持っている(動画編集等も耐えられるスペック)
- M2チップが使用されている(2024.1現在)
画面が大きいのでマルチタスク画面を開いた時やスプリットビューを使用した時も見やすいサイズ感です。
↓マルチタスク画面
↓おまけ。Macでも同じマルチタスクってのがあったり
デメリット
- 金額が約18万〜と高い
- 画面が大きい分、取り回しがしづらく外出先での作業などには向かない
iPad Pro 11インチ
時点でオススメされやすいのは11インチ。
私も使っているサイズのiPad Proです。
個人的には持ち運びができるB5サイズくらいの大きさがすごく気に入ってます。
元々私がアナログからデジタルに移行したもの、時間の関係、体調次第で座っていられないこともある、出先へフルでアナログ画材を持っていくと荷物が嵩張る。
これが理由でデジタルかつ、アナログと近い感覚で描けるiPad にしたので出先でも描きたい時は本当にオススメです。
これも私のiPad愛であれだけど、このサイズのProは何台でも欲しい。
台数分だけテンションが上がっちゃうくらいお気に入りのiPadです。
メリット
- iPad Proのスペックを維持しつつ、持ち運びやすい画面サイズ
- 後でPC色味チェックを入れるのであれば、十分な画面の美しさ
- レイヤーを多量に使う絵や大きいサイズの絵まで対応できるスペックを持っている(動画編集等も耐えられるスペック)
- M2チップが使用されている(2024.1現在)
これは好みにもよると思うけれど、私の場合は持ち運び用PCもMacBook Airを買う前はMicrosoft surfaceの10.5インチを使っていたくらい、取り回しを優先するタイプ。
例えば、北海道から横浜、北海道から岡山、横浜から埼玉を超えて茨城など…ので、自由に動きたい方にとってはかなりのウェイトを占める重要チョイスポイントになるのかな?と!
ちなみに12.9インチのところでも書いたM2チップ。
個人的には絵を描かないのであれば、1つ前のモデルのM1チップiPad Proでも良いと思ってます。
M2チップをオススメする理由はこちら↓(ペン先の⚪︎がペンの太さ。M1は表示されない)
個人的にはこのホバー機能が決め手で、iPad ProをM1の128GBからM2の1TBへ買い替えました。
デメリット
- 12.9インチに比べると画面サイズが小さいので、拡大縮小など人によってはしにくい
- 大きい画面に慣れている場合は、画面の窮屈さを感じる
iPad Air 第5世代
次はiPadAir。
実はAirも最新のものはM1チップが採用されていて、かなりスペックは高いです。
だから、すごくたくさんレイヤーを使ったりしなければ実はAirでも十分な絵描きさんも多いんじゃないかな?と。
ただ、レイヤーをたくさん使う人や細部まで描き込みをめちゃくちゃする場合は画面の動作が追いつかなかったり、カクツキが感じられたりします。
プロのiPadイラストレーターさんで、細かい絵を描く方などがiPad Proをお勧めする理由は多分この辺りと、後から説明するストレージ容量がネックじゃないかな?と思ってます。
なので、私の使い方には合わないけれどPCライクな使い方(このブログを書いたり)とかでは1番欲しいiPadだったりします笑
メリット
- M1チップを使っているのに、価格がproモデルより安い
- 大きさが10.5インチで持ち運び用PCと同じ画面サイズ
- 勉強や仕事のノートを取ったり、キーボードと接続しても違和感のないサイズ感
- Apple Pencil第2世代も使えて、快適に作業できる
こんな感じです。
個人的には紙にアウトプットしたものをアプリでまとめたり、レイヤーの少ない落書きとかも色々と描くのに最適だなと。本当にノートのようにフル活用+ライトなクリエイティブに使いたい。←Airも欲しい(iPad全部欲しい病気)
デメリット
- Core数(運動するときの心臓がいくつあるか)などがProとは違うので、ガッツリ描く時は描きづらさを感じることがある
- 容量が64GBと256GBと少ないので、場合によっては外付けSSD(外付けのストレージ)などで対応する必要がある。
iPad mini (第6世代)
次はiPad mini。
実は簡単なイラストなら、十分に描けるスペックを持っています。
文庫本サイズで持ち運びが1番いいのも魅力的なiPad mini。
ただし、Mチップがまだ搭載されていなかったり絵を描くには画面サイズが小さすぎるなど物足りなさを感じる人も多い様子。
個人的には、マルチタスクがA15チップだと対応していないので電子書籍、Youtube閲覧、出先でパッとメモを取る。みたいなライトな使い方に落ち着きました。
個人的に、アウトプットで文字を書いたり絵を描いたりするには物足りなく感じる人も多いんじゃないかな?と思う使用感。
その代わりにインプットとメモ(例えば、絵の構図や雑なラフの元)とかをいつでもしておきたい!見たいな使い方に特化しているイメージがあるかも。
miniが新しくリリースされて、M1チップ搭載でマルチタスクができるようになったらより出先でも重宝するので発売を絶賛待機中です←やっぱり欲しいんかーい!!!
メリット
- 文庫サイズの大きさなので取り回しが1番しやすい。小さいカバンにも入る。
- サッと取り出せていつでも描ける
デメリット
- サイズが小さいのでアウトプットに不向き
- 容量が少ないので、フル活用する場合は外付けSSDが必要になる場合がある
無印iPad 第10世代
次は何もつかないただのiPad第10世代。
Apple Storeで第9世代も販売しているけれど、サポート等々考えると金額がどうしても…じゃない場合は10世代を買うのが長期的に見てコスパがいい気がします。
無印iPadの良さはなんといってもコストパフォーマンス。
最新機能は盛り込まれていないものの、十分にiPadとして使える性能を持っています。
また、フロントカメラの位置を考えるとweb MTGなどが頻繁にあってiPadでラフに実施したい。みたいなことが多い場合は、目線などなど使いやすいんじゃないかな?と思います。
個人的には、iPhone15みたいにUSBC充電のスマホを繋げてそのカメラでweb MTGする方がいい気がします。
こないだ実際にMacBook AirとiPhone15のカメラを使ってMTGしたんだけど、結構快適だったのでオススメです。
>iPhone15をお迎えした時のブログはこちら(やり方は説明してないです。私がiPhoneにハスハスする話ですw)
牛さんのミルクの罠。ついに念願の…iPhone15開封の儀!VLOG風動画編集もやってみた。
ので、イラストを描く観点からいくとレイヤーをあまり使わない簡単なイラストをminiの小さい画面ではなく大きな画面で描きたい。
趣味として楽しみたいから、あまりコストをかけたくない。
みたいな場合は無印iPadが良いのかな?と思います。
メリット
- コストパフォーマンスがいい
- 趣味で使用したりノートとして使う場合は、十分なスペックを備えている
デメリット
- Apple Pencil第二世代が使えない
- 本気でイラストを描きたい人にはスペックが少ない
その上で各iPadはこんな人にオススメ!
ここまでメリットデメリットを簡単に説明してきました。
たくさん詳しく説明してくれる記事はたくさんあるので、個人的なイラストを描く人。の観点で説明してみました。
「各iPadの特徴はわかったけど、結局どれを選べばいいの?」
そんな疑問も湧くかもしれません。
そこで、今回は個人的なこんな人にはこのiPadがオススメだよー!を書いてみます。
ただこれは私個人的な観点なので、1番は
「このiPadをお迎えしたら、モチベーション上がる!」
「ワクワクする!」
っていうiPadを選んでくださいね。
好きなものや道具は、日常にワクワクや彩りを添える「自分が使うもの」なので。
自分の心で決めて欲しいなと思ってます。
iPad Pro 12.9インチがオススメな人
これはズバリ、外や出先で絵を描くことが少なくてレイヤーを多量に使ったり、細かく描き込みをする絵を描く絵描きさんにぴったりです。
スペックもかなり良い分、高価です。
ので、本当に上記に当てはまる方や動画編集をする方以外はオーバースペックになることも多いんじゃないかな?と思います。
iPad Pro 11インチがオススメな人
こちらは、外や出先でもどこでも絵を描きたい人で、レイヤーを多量に使ったり、細かく描き込みをする絵を描く絵描きさんと相性抜群!
12.9インチよりも価格は少し下がるので、Proの方が合ってそうだけど12.9インチの価格をいきなり買うのはちょっと怖いなぁ。っていう方も、Proの入門としていいかもしれません。
現に据え置き用+電池残量別使い分けで私は12.9インチも欲しくなってます←
逆に、そこまで複雑なイラストを描かない場合はAirを選んでもいいかもしれません。
iPad Air 第五世代がオススメな人
これはズバリ、ノートを取るなどのインプット・文章を書く・簡単な絵を描くなど負荷の低いアウトプットに使いたい人。
個人的にはオーバースペックにもなりづらくて、機能面もかなり高い、1番バランスがいいiPadなんじゃないかな?と思ってます。
ので、ブログ作業や文字を描く作業に関してはAirが大活躍すると思います。
iPad mini がオススメな人
miniがオススメな人はいつでもどこでも、簡単なメモラフや簡単な落書きなどをラフに描きたい人。
個人的にはメインはインプットでの利用になると思うので、簡単なアウトプットで使いたい。と思う人にはピッタリだと思います。
また、買っても動画を見たり使わなくなることはあまりない機種なので、初めてのiPadにもいいかもしれません。
無印iPadがオススメな人
こちらはレイヤー数など機能面よりもコストパフォーマンスを重視する人!
iPad買うけど、ノートサイズのタブレットを使いこなせるか分からず不安な人にはピッタリです。
iPadのストレージの選び方!イラスト管理の癖とアプリやシステム容量
さて、ここまでで自分の中でどのiPadが合ってるか見えてきたでしょうか?
絵を描くで考えて必要な情報をまとめているので、結構な情報量を割愛してます。
ので、もしこれってどうなの?っていう質問があればお気軽にコメントください(*´ω`*)
選び方の最後はストレージ容量です。
結構機種選びのウェイトを大きく占める大事な部分かな?と思うので、ちょっと詳しく書いてみようかなと思います。
ストレージ容量は256GB以上を意識しよう!
はい、オススメのストレージ容量は256GB以上。
絵を描くのであれば、本当は512GB以上欲しいかな?と思います。
けど、このストレージ。容量が増えるほどにどんどん高くなっていきます笑
ただし64GBだとOSのストレージ容量(iPadのシステムが占める容量)でかなり埋まります。
ので、そのほかにアプリを入れて、イラストを描いて…をしていくとすぐに容量が埋まります。
快適に使えるとしてもギリギリ128GBは必要かな?というイメージ。
今後長く使うことを意識するなら、256GB以上のiPadを選ぶのがオススメです。
ストレージ容量が圧迫されるとどうなるの?
ストレージ容量が圧迫されると、イラストが保存できなかったり、アプリを消したりしないといけなくなります。
これって結構なストレスですよね。
さらに、こんな話を聞いたことはありませんか?
「アプリを立ち上げたら、他の人はサクサク動いているのに自分だけアプリが落ちてしまう」
これも原因の1つにストレージ容量不足の場合があるんです。
どういう事かというと、作業する場所が足りなくなって「すみません、そのアプリのことを処理する場所がありません」っていう現象が起きてるんですね。
なので、ある程度ストレージ容量に余裕を持たせた方が長い目で見てストレスフリーにiPadお絵描きを楽しむことができます。
128GBのiPadじゃ絵は描けないの?
そんなこと言ったって高い。
64GBは難しくても128GBだったら描けるんじゃない?
これ私も初めてiPad Pro買った時、この基準で選びました。
ずっと透明水彩で描いていたから、デジタルイラストが続くかも分からないのに投資が怖かったんですよね。。
結論から言うと、絵は描けます!
ただ、めんどくさがりにはオススメしないです。
方法としては外付けSSDを使う方法。
今はイラストなどを外付けのSSD(ストレージ)から直接呼び出して編集ができる機能がiPadには備わってます。
ので、それを活用すれば少ないストレージ容量でもiPadを使いこなすことはできちゃいます。
外付けSSDは1TBのものでもピンキリで3000円〜10000円前後でAmazonさんなどで売っています。
買い足したとしても容量が多いiPadを買うよりは安くすみます。
ただ、別で持ち運びちょっとめんどかった…(小声)
そんなこんなで、実際に描けていたのでどうしてもな方は128GBでもいいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回、SNSでiPad買い換えたいけどどれを選べばいいのか迷ってる…っていうフォロワーさんがいて、こういう話は聞きたい!とのことだったので、改めて記事にしてみました。
自分が普通に知っていたりやっていることで、何が他の人が知りたいのか分からなくて疑問がたくさん。
需要については鈍いので、こうやって教えていただけることに感謝。
対応のApple PencilとかはiPadが欲しいって思った時に調べてるかな?と思ったので今回は割愛しています。
タイムラインのヒントってありなのかも。
例えばだけど、ギャラリーさんで展示する時の駆け出しで号単価をどう設定するかとかの話とかいるのかな?
基本は自分で決めるんだけど、一応コツというか基準みたいなものはあったりするのです。
まぁ、基本的にギャラリーオーナーさんやキュレーターの方は当たり前に知っている前提だから、相談があったら伝えているか。私もギャラリーオーナーさんに教えてもらったし。
とか思ってたけど、そういうところなのかな?って思ったり。
何が分からないかが分からない←1番あかんw
そんなこんなで、ブログの内容迷子を最近してまする。
おまけのおまけ
どうやら、ポートフォリオを置いているforiioの有料版で普通にMistがかけられる設定を見つけた。
ので、今まで「アズカリ」を設定していたけれど、修正ありの依頼はforiioから受けるのもいいかもしれないと。
最近企んでます。
ので、ポートフォリオに上げてMistをかけたものを今後はSNSやpixivに上げていこうかな?と
(これもレビューいる…?あんまりAI関連、SNSで騒いでる人たちと関わりたくなくて放置してた)
どうやら、近いうちにAIの著作権搾取の方針も決まりそうだし(スクエニとかも使っていくけど、著作権は保護されるべきみたいな声明出してたので、全部NGにはならなさそうだなぁと)。
ちなみに、まだ著作権が決まってない状態でAI生成を使っている人は避けてます。
RPしている人も避けてますが、一部例外で自分の絵を読み込ませている人だけは甘めに見てる感じです。
(商用利用だけじゃなくて、SNSへのupとかも公の場に出した時点で『学習』ではなく『生成』になるとのこと。政府資料より)
法律違反はしたくないし、著作権・肖像権も侵害したくない。むしろ学習するなら許可した人に対してお金をサブスクのように生成される度に入るみたいにするなら良いと思っている。
けどそこがクリアできればAIは便利だし時短やアイディア出しで活用してみたいなと思ってます。
今はまだその時じゃない。ひたすら己で描く。
それでは今回はこの辺で!
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